1まずは、ここだけ読めばOK
- 2030年度に、三郷駅前に新しいビルができます。
ビルの2階・3階には、市の公共施設(だれでも使える場所)が入ります。 - 建物ができるまでの間に、「まちを動かす人」と「しくみ」を育てます。
建物だけでなく、そこで活動する市民がいることで、駅前がにぎわい続けます。 - そのために、今年度から3つの「ユニット」(チーム)が動き出しました。
広報事業づくりエリマネの3つです。
「まずは話を聞いてみたい」という参加のしかたも歓迎されています。
2この資料に出てくる「ことば」
カタカナや専門的なことばを、かんたんに説明します。
- 35フレンズ
- 「三郷をよくしたい」と思う市民の仲間。2023年に生まれました。
- ユニット
- テーマごとに分かれた小さなチーム。今年度は3つあります。
- マスター・メンター
- ユニットを引っぱったり、相談にのったりする先生役の人です。
- エリマネ(エリアマネジメント)
- 駅のまわりなど「地域」をひとまとまりと考えて、市民・お店・市が協力してにぎわいを育て、続けていく取り組みのことです。
- 事業(じぎょう)
- お店やサービスなど、続けて行う活動のこと。お金がまわることで、活動が長く続きます。
- 都市再生推進法人
- 市から指定を受けて、まちづくりを公式に担う団体のことです。いまは「りた」(岡崎のまちづくり団体)が指定を受けています。
3これまでの5年間と、これからの道のり
プロジェクトリーダー 水津先生の資料「まち育てプロジェクトの振り返りと今後」より
「まち育て」とは?
新しい駅前ビルの建設
多様な市民が、自分らしく活躍する
まずは建物づくり(ハード)に協力しながら、少しずつ人づくり・しくみづくり(ソフト)に重心を移していく――これが「まち育て」の考え方です。
なぜ「人づくり」が大切なの?
全国の駅前再開発ビルの調査では、建物ができたあとに、次のような悩みを抱える例が多く報告されています。
出典(資料に記載):「地方都市等における再開発ビル等の再生方策に係る検討調査」「商店街実態調査」
だからこそ三郷では、建物ができる前から「そこを使う人・動かす人」を育てておくことを大事にしています。
年表で見る「まち育て」
- 2021年
- 三郷のまちの未来に関心をもつ(「三郷らしさとは」「未来マップ」)
- 2022年
- 駅前の公共空間のアイデアを出し合う(社会実験「電車パーク」)
- 2023年
- 35フレンズ誕生。市民から再開発組合へ提言し、公共空間の基本設計に貢献
- 2024年
- 一人ひとりの興味をいかした「部活動」が始まる。35FESに約1,000人が来場
- 2025年
- 社会実験「マイパブリック」。まち納め感謝祭に約3,000人が来場
この5年で、市民どうしの信頼関係が広がり、「自分たちの活動がまちのためになる」という自信が育ちました。
- まちづくり団体の準備、エリマネの勉強会
- 市民の主体的な活動を応援し、個性的なフレンズを増やす
- 駅のまわりに活動の拠点をつくり、まちづくり団体を設立
- オープニング企画を準備
キーワード:しくみづくり・仲間づくり
新しい駅前ビルがオープン。市の公共施設も使えるようになります。
- まちづくり団体が、自分たちの力で安定して活動する
- 公共施設と駅のまわりの拠点が連携し、いろいろな人の「居場所」ができる
- 2033年、まち育てプロジェクトはフィナーレ(市民の手にバトンタッチ)
4新しい駅前ビルと「みんなの場所」
三郷駅周辺整備推進室(尾張旭市)の資料「三郷駅前公共施設について」より
資料の断面図・平面図をもとにした、分かりやすくするためのイメージ図です
駅前ビルの2階と3階が、市の公共施設になる予定です(資料の平面図で緑色の部分)。
この場所にどんな機能を入れ、どう配置し、どんなつくりにするかを、これから2年かけて決めていきます。
そのもとになるのは、これまで再開発組合やまち育てプロジェクトで出てきた市民の意見・提案です。
公共施設ができるまでのスケジュール
これまでに出ている意見・提案
① どんなことができる場所に?
- 交流・くつろぎ:本を使った交流や読み聞かせ、会議・イベント・発表など
- 子育て・遊び:年齢別の遊び場、親子で安心して使える(授乳・おむつ替えなど)
- 創作・発信:ものづくり、撮影、展示、ギャラリートークなど
- 飲食・お店:カフェ、物販、出店など
② どう配置する?
- 本棚やいろいろな機能に、立ち寄りやすい配置
- 安全とプライバシーに配慮
- 子どもの安全のための囲いや、年齢別の区分
- 制作・展示のようすが入口から見え、自然に発信できる
- 音が出る活動と静かな活動がお互いに困らない
- イベント・展示・会議、昼と夜など、使い方に合わせて変えられる
③ どんなつくりに?
- 緑や芝生を取り入れた、居心地のよい空間(森や隠れ家のような雰囲気)
- 清掃しやすい床・壁、子どもが安全に使える
- 運動・演奏・制作に必要な性能(防音・防振・防汚・給排水など)
- 映像を映せる壁、スタジオのようなつくり
- 仕切りや家具を、活動や時間帯に合わせて変えられる
53つのユニットの全体像
2030年のまちびらきに向けて、それぞれが得意な役割を受け持ちます。
- すること
- 取材・編集・発信をとおして、まちへの関心・共感・仲間を広げる
- 集まり方
- 編集会議(10月〜1月に4回)
- 今年度のゴール
- まちに飾る「垂れ幕」をつくる
- すること
- アイデアを事業の形にし、まちを盛り上げる担い手を育てる
- 集まり方
- 集合の学び場+メッセージでのフォロー
- 今年度のゴール
- 5〜8チームが事業案を言葉にする
- すること
- 三郷駅周辺のビジョン・計画・組織をデザインする
- 集まり方
- 月1回程度の勉強会(大学のゼミのようなイメージ)
- 今年度のゴール
- 下準備とリサーチ。目的と中長期の道すじを共有
6 広報ユニット(35タイムズ編集部)
35フレンズの「発信する力」を育てます
なぜ広報が必要なの?
発信する力は、将来のまちづくり団体にとって大切な役割です。発信することで、次の4つが生まれます。
参加すると身につく「5つの力」
編集部の進め方
市の予算を使う場合は、市役所の確認が入ります。
記事・コンテンツのアイデア
- エリマネ勉強会の見学レポート
- これまでの記録の再編集(35あるある漫画、35未来マップ、社会実験、フェス、35スタジオ、マイパブリック、感謝祭 など)
- 35面白ピープル(友だち紹介でフレンズを増やす)
- 駅前再開発の工事現場 潜入ルポ
- 35文化部(川柳・写真・絵画・音楽)の取材報告
- 35暮らしの手帖
- 県外特派員レポート(寄稿)
これからの歩み
→ 垂れ幕
→ 工事の囲い
→ 工事の囲い+新しい媒体
→ 工事の囲い+新しい媒体
→ いろいろな媒体へ
「工事の囲い」…工事中のまわりを囲う壁(仮囲い)を、発信の場として使うアイデアです。
7 事業づくりユニット
「市民活動」から、まちを続けて動かす「事業」へ
なぜ今、事業づくりなの?
これまで(〜2025年度)
イベントや部活動などの市民活動で、仲間と経験がしっかり積み重なりました。
いま(2026〜2027年度)
「やりたい」を事業として立ち上げ、続けられる形にします。担い手を育てます。
これから(2028年度〜)
まちづくり団体と連動し、まちの中でお金と人と思いがめぐる状態をつくります。
まちづくり団体は、人・モノ・お金・情報をまちの中でめぐらせる「しくみ」です。しくみ(器)づくりと、そこで事業を営む担い手づくりを同時に進めることが大切です。
事業が育つ「7つの段階」
水津先生のモデル。全部のチームが同じペースで進む必要はありません。
発意
して整理
共有
が現れる
お客さん
出資
3カ年の道のり
2026年度 事業を考える
アイデアを事業案にまとめる。集合の学び場と担当メンターのフォローで進めます。
2027年度 小さく試す
小さく試して、続けて関わってくれる人(お客さん・応援者)が現れるか確かめます。
2028年度 事業にする
事業計画を具体化し、法人として成り立つ柱をそろえます。まちづくり団体とつながります。
作戦会議で出た「まちをおもしろくするアイデア」
チームをつくるときの「たたき台」です。ここにないアイデアも歓迎です。
01 具体的な事業
マルシェ、カフェ経営、米粉のパン、居場所づくり、まなびば35の職業体験、空き家の樹木剪定をイベントに、盆踊りの復活、三郷小のキッザニア再開
02 公園・自然をいかす
森林公園ピクニック、森林公園マラソン、アドベンチャーマラソン(庄内川〜矢田川)、自転車の事業
03 まちの個性
尾張旭=紅茶、日進=コーヒー「紅茶とコーヒーの戦い」、健康のまち×サックス侍イベント、よそから呼ぶ前にまず地元の人が集まる
04 自治会・地域との連携
町内会や自治会とのイベント企画、地域の経験と企画力を組み合わせる、祭りのリサーチ、三郷駅前ソング・フレンズソング
05 お金・組織のあり方
まちの税収を上げる活動、三郷は「文化福祉」の切り口で、地域から仕事を受けられる法人に
06 学び・教育
いろいろな学びのあるまちに、部活動に代わる学びと遊びの場、まなびば35との連携
進めるときの3つの心がけ
「ない」より「ある」
「何もない」から考えると、ほかのまちと同じものを目指してしまいがち。実は、ほかの市にないお店も多くあります。
課題解決にかたよりすぎない
課題をつぶす発想より、自然にわいてくる問題意識から始めた方が長続きします。
まわりのお店と向き合う
まずは地元を知り、関係づくりから始めます。
こんな方に参加してほしい
- やってみたいことが、なんとなくある方
- 自治会や今の活動を、もっとおもしろくしたい方
- お店や事業を始めたい方
- まずは人の話を聞いてみたい方
一人で抱えず、関心の近い人どうしでチームをつくって育てていきます。
8 エリマネユニット
ユニットマスター:三矢先生(岡崎まち育てセンター・りた)
目指すまちの姿
そのためには「魅力的な市民の活動」+「事業(お店・事業所・イベント)」の両方が必要です。さらに、それぞれがばらばらに動くのではなく、まち全体の目標(エリアビジョン)を考え、実現を進める母体(=エリアマネジメントの組織)が必要になります。その役割を期待できるのが、35フレンズです。
ゴールと進め方
ゴール
2030年に、都市再生推進法人の役割をりたからバトンタッチされるエリアマネジメント組織を、地元で立ち上げること。
進め方
月1回程度の勉強会。三矢先生がお題を出し、メンバーが情報を集めて話し合い、結論を出します。
(連続勉強会。大学のゼミのようなイメージ)
勉強会で扱うテーマ(案)
- エリアマネジメントとは何か(35フレンズの活動の前提)
- エリマネの必要性と可能性:うまくいくと何が良くなる?やらないと何が困る?
- 三郷にふさわしいビジョンと成果の目安:一般的な目安ではうまくいかないこともある(名古屋のエリマネの経験から)
これらをもとに、2027年に「三郷駅前エリアビジョン(まち育て方針)」をまとめます。メンバーどうしが知り合うチームづくりや視察も予定しています。
活動するエリアの考え方(3つの層)
1層重点地域
再開発エリア・CiiNA CiiNA・駐輪場など
2層まちづくり活動の地域
駅を中心とした歩いて回れる範囲。森林公園近くのギャラリー、こだわりのお店、地元で活動している人、老人憩いの家(学童とのコラボも)など、「人」から見るのがヒントです。
3層つながる道すじ
北は森林公園の通り、南は水辺へのアクセス、東は駅から工場へ向かう人の流れ。(横に広げすぎない)
資料の地図をもとにした、分かりやすくするためのイメージ図です
これからの5年間の計画(案)
| 取り組み | 2026 | 2027 | 2028 | 2029 | 2030 |
|---|---|---|---|---|---|
| ⓪ エリマネ組織(会社) | 構想 | 準備 | 設立 | 経営 | → |
| ① まちのビジョン・戦略 | 下準備・リサーチ | つくる(成果の目安も) | 評価開始 | 中間 | 評価 |
| ② キープレイヤーの発掘・育成・つながりづくり | ヒアリングなど | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ③ 広報・PR | 媒体と取り組みの検討 | ○ | 「住むなら三郷」を軸に | 緑化・壁塗り・ベンチづくり? | まちびらき芸術祭 |
| ④ 拠点:35スタジオ | 2号の検討 | チャレンジ事業化 | +駅ビル | ||
| ⑤ 拠点:まなびば35 | 運営 | (④と連携) | +駅ビル | ||
| ⑥ 拠点:駅前ビルの公共空間 | 使い方の検討 | 運営計画・実験 | 事業計画(予算も) | 運営する事業者を決定 | 運営開始 |
| ⑦ まわりの拠点づくり | ― | ― | ― | ― | 着手 |
← 表は横にスクロールできます →
⑦は、CiiNA CiiNA、北側(電車パーク)、駐輪場の再整備、森林公園、森林公園通りのストリートデザインなど。
運営のかたち:いま → 2030年
いま(2026年)
まち育てプロジェクト事務局が支えています
2030年
地域のみんながつながる場(エリアプラットフォーム)を、地元の組織が支えます
担い手アンケート・ヒアリング
アンケート(10月中に公開予定)
- 2030年にできる駅前ビルを、こんなふうに使いたい・関わりたい
- (駅前ビルにかぎらず)こんなことがしたい
- (やりたいこととは別に)こんなことが得意・好き。フレンズの未来について
- いまの三郷の使い方(よく行くお店や場所など)
ヒアリング(少人数でじっくり対話)
- 対象:フレンズのアクティブメンバー
- 勉強会やたまり場(寄り合い)の前後に開催
- 1回に2名、1時間程度。3〜4回ほどを予定
- 会場で実施。オンラインで行う場合もあり
エリマネユニット メンバー募集中!
「市民や事業者が活躍しやすい環境をつくるには?」「行きたくなる三郷駅前をつくるには?」――
そんなことを考えるコーディネーター役・まとめ役(中間支援)に関心がある方を募集しています。まちで何かをやるプレイヤー的な方も歓迎です。
9今年度の予定(2026年10月〜2027年3月)
3つのユニットの予定を1本にまとめました。黄色の枠は全ユニット合同の会です。
- 10月4日(日)
市民説明会・参加登録
3つのユニットの説明がありました(このページの内容です)
- 10月
広報編集員の役割分担(編集長・担当・日程)、第1回 編集会議
エリマネ担い手アンケートの公開(予定)
- 10月24日(土)
エリマネ勉強会① 三郷駅周辺の魅力的なヒト・モノ・コトと、まちの課題を出し合います(これまでのおさらいも)
- 10〜11月
事業づくりチームごとにアイデアを深める(事務局がメッセージでフォロー)
- 11月
広報第2回 編集会議 記事などの制作
- 12月
中間報告会(3ユニット合同)
短いプレゼンと質疑。それぞれにアドバイスをもらいます。
エリマネ資料では「12月6日(日)」の予定と書かれています。広報第3回 編集会議 制作物の手直し
- 12〜1月
事業づくり先進事例の見学(瀬戸暮らし研究所 など)
- 1月
エリマネ勉強会② 勉強会の成果を発表する方法を考えます
1月19日(火)・21日(木)・22日(金)のいずれかで調整中広報第4回 編集会議 仕上げと発注
- 2月
成果の発表会(ユニット・大学合同)
各ユニットの1年間の成果を発表します。広報ユニットは垂れ幕を設置し、発表会で報告します。
日付は資料により「2月14日(日) 成果報告会」「2月20日(土)・21日(日) 35合同発表会」と書かれています。決まりしだい案内がある予定です。 - 2〜3月
1年の振り返りと、次年度に向けた準備
10参加のしかた
入ってOK
OK
OK
どのユニットが合いそう?
広報ユニットが合いそうな方
- 文章を書く・写真を撮る・絵を描くのが好き
- 人に会って話を聞くのが好き
- まちの魅力を多くの人に伝えたい
事業づくりユニットが合いそうな方
- やってみたいことが、なんとなくある
- お店や事業を始めてみたい
- 自治会や今の活動をもっとおもしろくしたい
エリマネユニットが合いそうな方
- まち全体のしくみや計画を考えるのが好き
- 人と人をつなぐ役、まとめ役に関心がある
- じっくり学び、話し合うのが好き
迷ったら、「まずは話を聞いてみたい」という気持ちで大丈夫です。わからないことは、各ユニットの担当の方や事務局に気軽に聞いてみてください。